イライラに効果のあるお薬とそれぞれの使い方

イライラに効果のあるお薬

気分が不安定な時というのは、些細な事でもイライラしやすいものです。

イライラが生じてしまっても、それが正常な精神状態の中にとどまっているものであれば、大きな問題に発展してしまう事はほとんどありません。不快な症状ではあるものの、自分なりに適切な対処法をとれたり、少し時間を置く事でイライラを小さくしていく事が出来るものです。

しかし精神疾患の症状としてイライラが生じていたり、精神疾患が背景にある中で強いイライラが生じてしまうと、時に大きな問題に発展してしまう危険があります。

例えばイライラが抑えられずに衝動的に自分を傷付けてしまったり(自傷)、周囲に危害を加えてしまったり(他害)する事もありえます。

疾患に伴ってイライラが生じており、それによって本人が苦痛を感じていたり周囲へ危害が生じる可能性があるような場合は、イライラを抑えるためにお薬が処方される事があります。

ではイライラを抑えるお薬にはどのようなものがあるのでしょうか。またそれぞれどのようなイライラに適したお薬なのでしょうか。

ここではイライラに効果のある処方薬について、詳しく説明していきます。

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1.イライラを抑える作用を持つお薬

イライラを抑えるお薬にはどのようなものがあるのでしょうか。

「イライラする」という症状に対してどのようなお薬が使われるのかは、イライラが生じている原因や背景に存在する疾患によって異なってきます。

そのため「イライラしたらこのお薬を使えばいい!」と安易に言えるものではありませんが、次のようなお薬がイライラを抑えるために用いられています。

Ⅰ.抗不安薬

抗不安薬は、不安を抑える作用を持つお薬です。

不安障害(不安神経症)や恐怖症など、不安・恐怖が病的に高まってしまっている方に用いられます。

抗不安薬は「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれるものが主に用いられています。ベンゾジアゼピン系は、抑制性神経のはたらきを高める事で不安を改善させます。抑制性神経とは、脳を鎮静・落ち着かせる方向にはたらく神経の事です。

より具体的に見ると、ベンゾジアゼピン系は抑制性神経に存在するGABA-A受容体という部位を刺激する事で抑制性神経を活性化させます。これによって、

  • 抗不安作用(不安を和らげる作用)
  • 筋弛緩作用(筋肉の緊張を緩める作用)
  • 催眠作用(眠くする作用)
  • 抗けいれん作用(けいれんを抑える作用)

が得られます。

イライラは脳が興奮している状態ですので、抑制性神経が活性化して心身がリラックス状態になれば、イライラも治まりやすくなります。ベンゾジアゼピン系抗不安薬はこのような機序でイライラに効果を発揮します。

代表的なベンゾジアゼピン系抗不安薬としては、

  • デパス(一般名:エチゾラム)
  • レキソタン(一般名:ブロマゼパム)
  • ワイパックス(一般名:ロラゼパム)
  • ソラナックス(一般名:アルプラゾラム)
  • セルシン(一般名:ジアゼパム)

などがあります。

ベンゾジアゼピン系は即効性があるものも多く、イライラをすぐに抑えたい時に適しています。作用もある程度しっかりしているため、イライラを抑えるに当たって「使い勝手の良いお薬」だと言えるでしょう。

しかし、非常に強いイライラや攻撃性・衝動性の高いイライラに対してはかえって症状を悪化させてしまう事もあります。

ベンゾジアゼピン系は抑制性神経を活性化させる事で脳をリラックス状態にさせ、それによってイライラを落ち着かせます。しかし強い作用とまでは言えないベンゾジアゼピン系は、服用によって中途半端に脳を鎮静させてしまう事もあります。

そうなると理性(大脳皮質)だけを鎮静させてしまい、本能(大脳辺縁系)が優位に活動してしまうようになってしまう事があります。すると本能のままに行動してしまいやすく、かえって衝動的・攻撃的になってしまう事があるのです。

これをベンゾジアゼピン系の「脱抑制」と言います。

脱抑制はアルコールで悪酔いしてしまっているような状態と考えるとイメージしやすいかもしれません。アルコールで中途半端に酔った状態になると、脱抑制のように気分が大きくなったり周囲に無礼になったりしますね。

イライラしている状態で脱抑制になると本能にしたがって行動しやすく、自傷行為や他害行為につながりやすくなしますので、強いイライラや攻撃性・衝動性の高いイライラへの使用には注意も必要です。

またベンゾジアゼピン系は長期的に連用していると、耐性や依存性が形成されてくるというリスクもあります。そのため、あくまでも「一時しのぎのお薬」になり、長期的に使い続けるお薬ではありません。

Ⅱ.抗精神病薬

抗精神病薬は、幻覚や妄想といった精神病性の症状を抑える作用を持つお薬の事です。主に幻覚や妄想が生じる統合失調症や双極性障害の躁状態などに用いられます。

その作用は脳のドーパミンのはたらきをブロックする事です。ドーパミンは興奮性の物質であり過剰に分泌されると、いわゆる「ハイ」の状態になり幻覚が生じたり妄想的になったりします。

例えば気分を人工的に「ハイ」にする薬物として「覚せい剤」があります。覚せい剤は脳のドーパミン量を増やす作用があります。覚せい剤を使用している人は見えないものが見えたり(幻視)、聞こえないはずの声が聞こえたり(幻聴)、妄想的になったりする事がありますが、これは脳のドーパミン分泌が過剰になっているためなのです。

同じように統合失調症や双極性障害で幻覚妄想状態になっている時も脳のドーパミン量が増えてしまっています。

抗精神病薬はドーパミン受容体をブロックする事でドーパミンのはたらきを抑えます。これによって病的な興奮を落ち着かせる作用が期待できます。

また抗精神病薬によっては、

  • 抗ヒスタミン作用(ヒスタミン受容体をブロックする)
  • 抗アドレナリン作用(アドレナリン受容体をブロックする)

といった作用もあり、これもイライラを抑えるのに役立ちます。

ヒスタミンは脳の覚醒に関係している物質です。ヒスタミンのはたらきをブロックすれば脳の覚醒レベルが落ちて眠くなるためイライラも治まりやすくなります。

またアドレナリンはドーパミンと同じく興奮性の物質ですので、アドレナリンのはたらきをブロックすればイライラは治まりやすくなります。

イライラに使われる代表的な抗精神病薬とには、

  • ジプレキサ(一般名:オランザピン)
  • セロクエル(一般名:クエチアピン)
  • リスパダール(一般名:リスペリドン)
  • ロドピン(一般名:ゾデピン)
  • コントミン(一般名:クロルプロマジン)

などがあります。

抗精神病薬はイライラを強力に抑える作用があり、頼れるお薬です。

しかし強力な鎮静は良い事ばかりではありません。ふらつきや転倒などのリスクになる他、高齢者などでは食べ物を飲み込む力を低下させ、誤嚥を起こすリスクにもなります。

また神経系のはたらきを強力に遮断するため、ふるえやしびれなどといった神経症状が副作用として生じる事もあります。

Ⅲ.気分安定薬

気分安定薬は気分の波を抑える作用を持つお薬です。主に双極性障害の気分の波を抑えるのに用いられます。

気分安定薬は、

  • 躁状態(気分の高まり)を抑える
  • うつ状態(気分の落ち込み)を持ち上げる

という2つの作用を持ちます。

気分安定薬によって躁状態を抑えるのに適しているお薬や、うつ状態を持ち上げる作用に優れるお薬、その両者をバランスよく持つお薬などがあります。

躁状態は脳神経が過活動になり精神エネルギーが異常に亢進してしまっている状態です。そしてうつ状態は脳神経が低活動になり精神エネルギーが異常に落ちてしまっている状態です。

気分安定薬の作用機序はまだ明確には解明されていない点もありますが、脳神経を保護する作用によって脳神経のはたらきを正常化させ、精神エネルギーの上下の波を小さくするのだと考えられています。

気分安定薬の中でイライラの改善に用いられるのは、主に躁状態を抑える作用に優れる気分安定薬になります。

イライラに用いられる代表的な気分安定薬としては、

  • デパケン(一般名:バルプロ酸ナトリウム)
  • リーマス(一般名:炭酸リチウム)
  • テグレトール(一般名:カルバマゼピン)

などがあります。

Ⅳ.漢方薬

漢方薬の中にはイライラに効果が期待できるものもあります。

漢方の中でも精神を安定させる作用を持つものは「安神剤」と呼ばれ、しばしばイライラを改善するために用いられます。

漢方薬には「証」という独特の概念があります。証というのは、漢方医学的にみたその人の体質のようなもので、同じような症状であっても各々の証によって適した漢方薬は異なってきます。

イライラに用いられる代表的な漢方薬としては、

  • 抑肝散
  • 黄連解毒湯
  • 加味逍遙散
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯
  • 甘麦大棗湯

などがあります。

安神作用を持つ漢方薬は複数ありますが、自分の証に合わせて適した漢方薬を選ぶ事が大切です。

2.イライラを抑えるのにはどのお薬が適しているのか

イライラを抑える作用を持つお薬をいくつか紹介してきました。

これらのお薬の中から、自分のイライラに効果があるお薬というのはどのように選べばいいのでしょうか。

イライラをお薬で抑えようとする場合、まずはそのイライラがお薬で抑える必要があるものなのかを見極める必要があります。

イライラは正常な心理反応としても認められるものであり、異常な心理ではありません。そのため、正常範囲内のイライラであった場合は、安易にお薬を投与すべきではなく、自分の考え方を変えてみたり、ストレス解消法をなど身に着けたりする事で解決すべきです。

しかしイライラが強く、それによって自分や周囲に大きな苦痛や不利益が生じる可能性が高い場合は、主治医と相談してお薬を処方してもらう事も検討されます。

自分に適したお薬は主治医が選んでくれるため、患者さん自身がお薬について詳しく知らなくても問題はありませんが、ここではどのようなイライラの時にどのようなお薬を使うのかというのを紹介させて頂きます。

Ⅰ.躁状態のイライラ

双極性障害(いわゆる躁うつ病)の躁状態は、気分が異常に高揚している状態です。

躁状態ではただ気分が高揚しているだけではありません。

  • 自分は何でもできるという万能感
  • 自分は非常に優れた人間であるという妄想(皇室妄想・誇大妄想など)

など、疾患によって誤った認識が生じており、これらの症状に基づいて行動するため本人や周囲に不利益をもたらします。

自分は非常に優れた人間であり、周囲は自分よりも劣っているバカばかりだ、という考えになる事もあり、これによって周囲に対してイライラしたり攻撃的になりやすい傾向があります。

このような双極性障害の躁状態によって生じているイライラに対しては、気分の波を抑える作用を持つ「気分安定薬」が用いられます。

気分安定薬の中でも躁を抑える作用に優れるものが用いられ、具体的には、

  • デパケン(一般名:バルプロ酸ナトリム)
  • リーマス(一般名:炭酸リチウム)
  • テグレトール(一般名:カルバマゼピン)

などが候補に挙がります。

どの気分安定薬が良いかは症状や経過を全体的に評価して判断しますので主治医に任せるべきですが、一般的には不機嫌・イライラなどが強い躁状態には「デパケン」が適しています。

また抗精神病薬も躁状態を抑えるためには有効で、

  • ジプレキサ(一般名:オランザピン)
  • セロクエル(一般名:クエチアピン)
  • リスパダール(一般名:リスペリドン)
  • ロドピン(一般名:ゾデピン)
  • コントミン(一般名:クロルプロマジン)

などが用いられる事もあります。

Ⅱ.統合失調症の妄想に伴うイライラ

統合失調症は、脳のドーパミン分泌が過剰になってしまう疾患です。

これによって本来であればないはずの感覚を感じる「幻覚」や、本来であればあり得ない事をあると信じる「妄想」などが生じます。

このうち、妄想は「誰かが自分に危害を加えている」という被害妄想の形をとる事が多く、被害妄想から怒りやイライラが生じる事があります。

例えば、

「〇〇が自分の悪口を言っている」
「スパイにずっとつけられている」

などと被害妄想の訴えは統合失調症の患者さんでは多く生じます。本人は常に周囲から攻撃されている・監視されていると信じているため、常に気が張っており、イライラしやすくなっています。

この場合のイライラの原因は「妄想」という病的なあやまった信念ですから、妄想を治療する事がイライラの治療になります。

幻覚・妄想といった精神病性の症状に対しては抗精神病薬が高い効果を発揮しますので、このような場合は抗精神病薬が用いられます。

Ⅲ.認知症のイライラ

認知症は、脳が顕著に委縮してしまう事で、認知機能(状況を正しく認識する能力)が低下してしまう疾患です。主に高齢者に生じ、イライラが生じる事もあります。

認知症では、脳が萎縮してしまう事で理性が本能を制御する事ができなくなり、イライラしやすくなります。また認知機能が低下するため、今自分が置かれている状況が分からなくなり、パニック的にイライラしてしまう事もあります。

このような認知症のイライラに特化したお薬はないのですが、臨床的には、

  • 抑肝散
  • 抑肝散加陳皮半夏

という漢方薬がよく用いられています。

抑肝散は「肝の虫を抑える」というはたらきを持つ漢方薬です。漢方医学では肝臓は理性を保ち、冷静に常識的に行動させる機能があると考えられています。

肝への血流が減少してしまうと肝鬱となり、気分が不安定になります。これによりイライラや興奮が生じる事があります。

抑肝散は肝への血流を改善させることで肝鬱を改善させ、肝の虫を抑えてイライラや興奮を和らげます。

またイライラに直接的な効果があるわけではありませんが、認知症の進行を抑えるお薬がありますので、これを用いる事で長期的にイライラの頻度を抑える事もあります。

認知症の進行を抑えるお薬は「抗認知症薬」と呼ばれ、

  • アリセプト(一般名:ドネペジル)
  • レミニール(一般名:ガランタミン)
  • イクセロン・リバスタッチ(一般名:リバスチグミン)
  • メマリー(一般名:メマンチン)

などがあります。

Ⅳ.境界性パーソナリティー障害に伴うイライラ

境界性パーソナリティー障害は「パーソナリティ障害」の一型で、主に20代の若年女性に多い疾患です。

パーソナリティ障害とは、性格のかたよりが生活に支障をきたすほどに生じてしまっている障害の事です。

境界性パーソナリティー障害では、

  • 過剰な見捨てられ不安
  • 極端な思考(人に対して「大好き」か「大嫌い」かのどちらか、など)
  • 気分の大きな波

などの性格のかたよりを認めます。

これらの症状から周囲の人を巻き込んで対人トラブルを起こしやすく、また自傷行為や過量服薬などの行動も生じやすい傾向があります。

境界性パーソナリティー障害のイライラに対しても特化したお薬はありません。しかしこの疾患のイライラは自分で制御できない事も多く、また周囲に迷惑をかけたり自傷行為などに至るような事もあるため、お薬で強力に鎮静する事も珍しくありません。

軽いイライラであれば抗不安薬や漢方薬などで落ち着かせる事もありますが、境界性パーソナリティー障害の本格的なイライラが生じてしまうとこれらでは力不足の事も多々あります。抗不安薬などは過量服薬してしまったり、脱抑制でかえって症状が悪化する事もあるため注意が必要です。

境界性パーソナリティー障害のイライラにもっともよく用いられているのは抗精神病薬になります。抗精神病薬で強力に鎮静する事で、周囲とのトラブルや自傷行為などを出来る限り防ぎます。

境界性パーソナリティー障害は20代の女性に多い疾患ですが、成長とともに自然と改善していく事が知られています。経過中、ある程度症状が落ち着いてきたら、抗不安薬や漢方薬で対応できる事もあります。

Ⅴ.不安に伴うイライラ

不安障害の方や、心配性・神経質な方というのは、常に気が張っているため、イライラしやすい傾向があります。自律神経失調症でイライラしやすいという方もこのカテゴリに入ります。

このような不安に伴うイライラには抗不安薬が有効です。

ただしベンゾジアゼピン系抗不安薬は長期間服用していると耐性や依存性といった問題があるため、使用が長期になりそうな場合は抗うつ剤に切り替えていく事もあります。

抗うつ剤はイライラを直接的に抑える作用を持つお薬ではありませんが、脳のセロトニンを増やす事によって不安や恐怖を軽減させる作用があります。そのため不安に伴って生じているイライラには効果を発揮します。

またこのような神経症的なイライラには、漢方薬も一定の効果が期待できます。

漢方薬は証(体質のようなもの)によって適している生薬が異なるため、自分の証に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

Ⅵ.月経(生理)に伴うイライラ

女性であれば月経(生理)の時にホルモンバランスが崩れてイライラしやすくなる事があります。

これ自体は病気ではありませんが、月経時にイライラなどの精神症状があまりに強いと「月経前症候群(PMS)」という病名がつけられる事もあります。

月経に伴うイライラは病的な現象ではないため、症状が自制内であれば出来る限りお薬を用いるべきではありません。しかしイライラによってとても辛い思いをしているような場合は、お薬を服用する事もあります。

月経に伴うイライラは一時的なものであり、またいつ生じるかもある程度は推測しやすいため、一時的な不安を抑える作用に優れる抗不安薬が適しています。月経が始まる数日前から服用をはじめ、気分が落ち着いてきたら中止する、という飲み方であれば耐性や依存性が生じる事もほとんどありません。

また漢方薬も有効な事があり、

  • 加味逍遙散
  • 加味帰脾湯
  • 当帰芍薬散
  • 女神散

などがよく用いられます。

これらのお薬のみでは十分な効果が得られないような場合は、抗うつ剤が用いられたり女性ホルモンによる治療が行われる事もあります。

Ⅶ.更年期障害に伴うイライラ

更年期障害に伴うイライラも、月経に伴うイライラと同じようにホルモンバランスの乱れで生じます。そのため、その治療法も月経に伴うイライラと似ています。

ただし更年期障害は月経のように「一カ月間隔でやってくる」というものではありません。し症状が現れ始めたら一定期間持続するものです。

そのため一時しのぎの抗不安薬では適さず、漢方薬や抗うつ剤などを用いるケースが多くなります。

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3.イライラにお薬を使うかどうかの判断基準

イライラという感情は、健常な人にも認められる感情です。

そのためイライラが生じてもそれだけで異常だという事はありませんし、必ずしも治療をしなくてはいけないというものでもありません。

正常範囲内と考えられるイライラであったり、自分で制御できそうなイライラである場合は、お薬を使わずに様子を見るべきになります。

ではどのようなイライラの時にお薬を検討すべきでしょうか。

まずイライラが生じた時には、自分なりに工夫をする事でそのイライラを抑えられないかを考えてみる必要があります。

お薬以外にもイライラを抑える方法というのはたくさんあり、

  • 自分に向いているストレス解消法を試す
  • 睡眠をしっかりとる
  • 自律神経を休める
  • 人に話す
  • 身体を動かす
  • 考え方を変えてみる

などなど、たくさんの方法があります。

お薬に頼る前にまずはこのような方法でイライラをコントロールできないか考えてみましょう。

イライラが自分の工夫だけではコントロールできず、かつそのイライラを放置しておくと本人に強い苦痛が生じてしまったり、本人や周囲の将来に不利益が生じる可能性が高いような場合は、お薬によってイライラを抑える事が検討されます。

例えば、

「このままイライラが続くと、リストカットなど自傷行為に至る可能性が高い」
「イライラが治まらず、このままだと人を殴ってしまいそうだ」

などといった時はお薬を使う必要があるでしょう。

このような場合、処方してもらっているお薬の中から自分で適当なお薬を見繕って服用してしまう方もいますが、それは良くありません。

イライラの原因や背景にある疾患によって適したお薬は異なってきます。また適当にお薬を服用してしまうと症状がかえって悪化してしまう可能性もあります。

必ず主治医の診察を受け、主治医と相談の上で適切なお薬を選ぶようにしましょう。

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