これってパニック障害なの?パニック障害のチェックテスト

パニック障害は、突然パニック発作と呼ばれる発作が起こってしまう疾患です。パニック発作は、動悸・めまい・呼吸苦など様々な症状が起こり、「このままおかしくなってしまうのではないか」「このまま死んでしまうのではないか」という非常に強い恐怖に襲われます。

更に悪化すると、「またパニック発作が起こるのではないか」という恐怖から、仕事に行けなくなったり、外出ができなくなったりと日常生活に支障を来すようになってしまいます。

パニック障害の診断を受けるには、精神科・心療内科を受診し、医師の診察を受ける必要があります。

しかし受診というのはなかなか敷居が高いものです。

まずは、パニック障害かどうかを簡単なチェックをしてみませんか?

「自分はもしかしてパニック障害なんじゃないか。」と感じる方は、ぜひご覧ください。

1.パニック障害のチェックテスト

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【結果】
6点   ・・・パニック障害の可能性が極めて高いと考えられます。
4点以上・・・パニック障害の疑いがあります。
2点以下・・・パニック障害の可能性は低いと考えられます。

2.パニック障害の可能性が高い方は

チェックテストで、4点以上であった場合、パニック障害の可能性があります。

ただしこれはあくまでもチェックテストであり、診断ではありません。

実際は、パニック障害に似た病気もあるため、診断を確定させるには精神科・心療内科を受診し、精神科医の診察を受けないといけません。

少なくともあなたが、上記のような症状で、「困っている」「日常生活に支障が出ている」のであれば、様子をみるのではなく、原因を突き止めて対策を取る必要があります。

パニック障害は、治療に対する反応がとても良い病気です。しっかりとした治療を受ければほとんどの方の症状は落ち着きます。

一人で悩み、苦しむのではなく、私たち専門家を頼ってください。

3.それ以外の方は

2点以下であった場合は、これらの症状であなたが「困っているかどうか」で取るべき対応が変わってきます。

時々、動悸やめまいはするんだけど、別に対して生活に支障も来していないし、「また動悸・めまいが起こったらどうしよう」なんて思うほど怖くもない。

このような状態なのであれば、まずは様子をみてもいいでしょう。

ただし、症状がいつまで経っても治らない場合や、徐々に悪化してくる場合は、一回受診をした方がいいかもしれません。

反対に、2点以下ではあるけどその症状で「困っている」のであれば、一度精神科・心療内科で相談してみましょう。

例え診断基準は満たさないとしても、不安や不安に伴う自律神経症状(動悸、呼吸苦、めまい、ふらつきなど)であなたが困っているのであれば、それは何とかする必要があります。

軽い場合は、安易にお薬は使わないこともありますが、お薬以外にも

・不安になった時の考え方
・自律神経をリラックス法
・パニック発作に有効な呼吸法

などを指導することができます。