劣等感と上手に向き合うための5つの考え方

劣等感を克服する方法

私たちのこころには、日々様々な感情が生じています。

その中には、自分のこころを穏やかにしてくれる感情もあれば、反対に自分のこころを傷付けてしまう感情もあります。

例えば「嬉しい」「楽しい」という感情はこころは穏やかにし前向きにもしてくれるでしょう。反対に「苦しい」「つらい」という感情が続けばこころは傷付いていくことになります。

「劣等感」も私たちが感じる感情の1つです。劣等感は「自分は(周囲と比べて)劣っている」という感情です。

劣等感は不快な感情ではありますが、一概に悪い感情とは言えません。過度な劣等感は自己評価の低下や絶望感などを引き起こし、うつ病や不安障害などの精神疾患を発症してしまう事もありますが、適度な劣等感は成長や自己実現を促す原動力ともなります。

そのため、劣等感はその正体を正しく理解して、上手に向き合っていかないといけません。劣等感が適度に生じ、上手に向き合えるようになれば、劣等感はあなたの人生をより充実したものにしてくれるはずです。

では劣等感と上手に向き合っていくためにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは劣等感という感情について深く考えていきましょう。

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1.劣等感とは

劣等感(れっとうかん)とはどのような感情なのでしょうか。

劣等感というのは「自分が(周囲と比べて)劣っていると感じる事」です。

重要なのは、劣等感は主観的な感覚だという事です。実際に自分が周囲と比べて劣っているかどうかの事実関係はさておき、劣っていると「本人が感じてしまっている事」が劣等感なのです。

主観的な感覚であるため、同じような状況であっても劣等感を感じる人もいれば感じない人もいます。

例えばあるテストを受けたとき、自分は80点だったけど、友人のA君は90点だったという状況を考えてみましょう。

この時の受け取り方は人によって異なるでしょう。

「自分はA君より頭が悪いんだ・・・。自分はダメな人間だ」
「このテストでは負けたけど、他の教科では勝ってるから大丈夫」
「このテストを受けた時は寝不足だったし仕方ないな」
「A君は頭がいいんだなぁ。自分ももっと頑張ろう」
「テストの点数では負けたけど、テストの点数がすべてじゃないしな」

このように人によって受け取り方は様々です。

このうち、一番最初の受け取り方のように「自分は周囲(A君)と比べて劣っている」と自分を責め、自分のこころを傷付けてしまう感情が劣等感です。

本当に自分がA君より劣っているかどうかは分かりません。人はテストの点数だけでその価値が決まるわけではありませんからね。でもそのような客観的な事実ではなく、主観的な感覚として「自分は劣っている・・・」と感じるのが劣等感なのです。

劣等感な不快な感情です。そのため劣等感が長期間続けば私たちのこころは傷付いていきます。

しかし一方で不快な感情であるからこそ、私たちは劣等感から逃れようとします。そのために行動を起こし、その行動が自分を成長させるための原動力となる事もあります。

例えば「A君に負けた、悔しい」と劣等感が生じ、そこから「もっと勉強して次は勝つぞ!」と行動が引き起こされれば、劣等感はただの不快な感情では終わりません。あなたの人生をより魅力的なものにする源と変わるのです。

2.劣等感は誰でも持っている

劣等感は誰もが持っている感情です。人間社会で生活していれば、劣等感を一度も感じた事がないという方はいないでしょう。

劣等感というと異常な感情のように考えられてしまう事もありますが、実は劣等感は誰のこころ中にもある、ありふれた感情なのです。

そのため劣等感を持っている事は何もおかしい事ではありませんし、劣等感を持っていたらダメだという事もありません。

私たちは人の中で生きており、他の人と全く接さずに生活している人というのは稀です。誰もが毎日他者と接しています。そして他の人と接している以上、他の人と自分を比べてしまうのは仕方がない事なのです。

学校では、テストの点数や通知表で順位がつけられます。また大人になっても営業成績や年収などの数値で多かれ少なかれ私たちは比較されます。このように人の能力の一部が数字で算出されれば、自分は他の人と比べてどうなのかを当然意識します。

そして周囲と自分を比べて毎回毎回、周囲に勝てるなんてほとんどいません。

誰もが生きてきた中で、

  • 他の人に成績や順位で負けてしまったり、
  • 自分が苦手な事を周囲からからかわれたり、
  • 一生懸命がんばったけど出来ない事があったり、

といった事を経験します。

そして自分が達成できなかった事を周囲が達成できたりしてしまうと、劣等感は生じてしまうのなのです。

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3.劣等感と劣等コンプレックス

劣等感を感じると、その劣等感は私たちを良い方向に導く事もあるし、悪い方向に導く事もあります。

例えば先ほどの例で言えば、「次はA君に負けないようにもっと勉強を頑張るぞ!」と悔しさをバネに努力する方向に行動すれば、劣等感は自分を成長させてくれるでしょう。

一方で「自分は勉強も出来ないダメなヤツなんだ・・・」「もう自分は何をやってもダメなんだ・・・」と自分を否定してしまう方向に向いてしまえば、劣等感によってこころが傷付いてしまうだけになるかもしれません。

また中には自分が劣っている事を認められないがために、「A君はカンニングでもしたに違いない」「A君は確かにテストは出来るかもしれないけど、性格が悪い」と対象を攻撃する事で自分を納得させようとしてしまう事もあります。これも長期的には自分のこころを傷付けます。これは自分を成長させないばかりか周囲に対しても不快な感情を与えてしまいます。

心理学では前者(自分を成長させる劣等感)を「劣等感」と呼び、後者(自分を傷付ける劣等感)は「劣等コンプレックス」と呼び、両者を区別しています。

このように劣等感が生じた時、その劣等感は自分を成長させる方向に導く事もあれば、自分のこころを傷付ける方向に導いてしまう事もあるのです。

4.劣等感と劣等コンプレックスを分けるものは何か

劣等感をより詳しく見ていくと、

  • 自分を良い方向に導く劣等感
  • 自分を傷付けるだけの劣等コンプレックス

の2つがあります。

劣等感は、誰もが多かれ少なかれ持っている感情です。これは自分を成長させる原動力にもなりうるため、不快な感情ではあるものの一概に悪いものではありません。

しかし劣等コンプレックスは自分を傷付ける感情であり、良いものとは言えません。

ではこの悪い劣等感(劣等コンプレックス)はなぜ生じてしまうのでしょうか。

劣等感はあくまでも「自分は劣っている」と本人が感じているだけで、本当にその人が劣っていると決まったわけではありません。また仮に現時点で劣っていたとしても「じゃあ次は負けないぞ!」とそこから努力すれば、自分の能力を高めるきっかけになる事もあります。

劣等感を感じてしまう出来事が生じた時、自分を良い方向に向かわせる劣等感が生じる人はどのような人なのでしょうか。また、反対に「自分はこんな事も出来ないなんてダメな人間だ」「自分は何をやってもダメなのだ」と自分を傷付けるだけで終わってしまう方は、どのような人なのでしょうか。

劣等コンプレックスを感じてしまう方は、次の3つの要素が強い傾向にあります。

  • 自己評価や自尊心が低い
  • 価値観が狭い
  • 周囲の目が気になる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

Ⅰ.自尊心・自己評価が低い

自尊心や自己評価が低いと劣等感が生じやすくなります。

自尊心というのは「無条件で自分の事を大切だと思える気持ち」の事です。

本来私たちは皆、自尊心を持っているものです。

誰もが「自分は大切な存在」という気持ちを持っています。だからこそ私たちは自分が幸せになるよう努力し、毎日を一生懸命生きる事が出来るのです。

しかし中には自己評価が低かったり、自尊心を十分に持てていない方もいらっしゃいます。そのような方は小さな事でも「自分はダメだ」と考えてしまいやすいため、劣等コンプレックスになってしまいやすいのです。

自尊心の形成には「無条件の愛」が必要だと考えられています。見返りのない愛情が注がれる事で「自分は大切な存在なんだ」と無意識のうちに感じ取り、その中で自尊心は育っていきます。

特に重要なのは幼少期に受ける親からの無償の愛です。親は無条件の愛情を子供に注ぎます。何か見返りを求めて子育てをするわけではなく、子供を大切だと思い、健やかに育って欲しいと願い、一生懸命に子育てをします。このような愛情を受ける中で、子供は無意識に「自分は大切な存在なんだ」と認識し、健全な自尊心が育っていくのです。

一方で、様々な理由によって親から十分な愛情がもらえなかった場合、自尊心の形成は不十分になってしまいます。

十分な愛情を得ずに育ってしまうと「自分はいてもいなくても良い人間」「自分は邪魔者」といった自己評価になりやすくなります。

また「テストの点数が良い時だけ褒められる」「親に気に入られる言動をした時だけ褒められる」といった「条件付きの愛情」も問題です。

これは「無条件の愛」ではないため、「テストの点数の高い自分には価値がある」「人の都合に合わせて行動する自分には価値がある」といういびつな自尊心が育ってしまいます。

このような不完全な自尊心はちょっとしたきっかけでもろく崩れ去ります。大学受験に失敗したり、就職活動に失敗したことで大きく心を病んでしまうような方は、このような不完全な自尊心であるケースが少なくありません。

「成績の良い自分」「テストの点数の良い自分」という条件が崩れると、自尊心も簡単に崩れてしまうのです。

Ⅱ.価値観が狭い

劣等感は、その人の価値観や世界観が狭いと生じやすくなります。

例えば極端な例として、2人しかいない世界に生きていたとします。2人しかいない世界では、価値観も2つしかないため、2人の偏った価値観で簡単に優劣がついてしまいます。そのため、劣等感も感じやすくなります。

では60億人の世界に生きていたらどうでしょうか。60億個の異なる価値観がある中で優劣を付けるのは簡単ではありません。

広い世界に触れ、様々な考えを持つ人と交流すると、様々な価値観が身についていきます。

すると自然と、

「人はみんなそれぞれ良い所も悪い所もあるんだ」
「優れているとか劣っているとかの評価は人によって全然違うんだ」

といった事を学んでいきます。

このような考え方が出来るようになれば、テストの点数や成績といったいくつかの小さな能力の優劣だけで劣等感を感じる事は少なくなっていきます。

小学生や中学生の頃は、「学校」「部活」「友達グループ」といった狭い世界しかまだ知りません。学校が全てだから学校でいじめられたらもう生きていけないと考えてしまいがちです。これも価値観が狭いために劣等感を感じやすくなっていると言えるでしょう。

大人になってからもこのように小さな世界しか知らないと、その中での評価が自分のすべてになってしまうため、劣等感を感じやすくなります。

反対に世界中を飛び回って、普段から色々な価値観と接している人は、劣等感を感じにくいものです。

Ⅲ.周囲の目が気になる

劣等感は、誰かと自分を比較する事で生じます。

つまり、周囲の人と自分を比較してばかりしていると劣等感を感じやすいという事になります。より深く見てみれば、他者の目(評価)ばかり気にしている方は劣等感を感じやすいと言えます。

これは心配性な方や神経質な方などが当てはまります。

このような性格傾向の方は「他者からの評価に対する恐れ」が強いと言われており、他者と自分を比べやすい傾向にあるため、劣等感も生じやすいのです。

5.劣等感の反対の「優越感」も良くない

劣等感は「自分が(周囲と比べて)劣っていると感じる事」だとお話しました。劣等感は私たちの心を傷付ける感情であり、長く続く事が好ましい感情ではありません。

しかし、では反対の感情を持てばいいのかというとそれも違います。

劣等感の反対の感情というと「優越感」になります。これは「自分が(周囲と比べて)優れていると感じる事」です。実はこの優越感もあまりよいものではありません

なぜでしょうか。

実は優越感も根本的には劣等感と非常に似ているからです。

周囲と比べて自分が優れていると感じるのは、やはり「他者からの評価」が気になっているという事です。他者から良い評価をされたい、逆に言えば「悪い評価をされたくない」という気持ちが優越感を生み出しており、その根本にはやはり「他者からの評価に対する恐れ」があります。

一見優越感に浸っていても、その根底には不安や恐れが隠れているのです。

また劣等感が主観的な感覚であるのと同様に優越感も主観的な感覚です。ある人とある人を「どちらが劣っているか」という事を簡単には言えないのと同じように、「どちらが優れているのか」も簡単には言えません。

それなのに、主観的な判断で「自分の方が優れている」と考えるのはやはり価値観が狭いと言う事です。

そして劣等感と同様、優越感も「自尊心が低い人」に多く認められます。

優越感は大抵、何らかの根拠に基づいて生じます。「テストの成績が一番だった」「営業成績がトップだった」などを根拠に「自分はすごいんだ」という優越感が生じます。

これは逆に言えば、「テストで一番でない自分には価値がない」「営業成績がトップではない自分には価値がない」といっているようなもので、本物の自尊心(無条件で自分の事を大切だと思える気持ち)ではありません。

6.劣等感を克服する5つの工夫

劣等感による苦しみを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。しかしその克服法についてはほとんど知られていません。

むしろ「克服法などない」「自分が劣っている事を受け入れるしかない」と諦めてしまっている方もいらっしゃるようです。

劣等感は自分自身が生み出している感情に過ぎません。という事は考え方次第で、どのような人でも劣等感から抜け出す事は出来るのです。

ここまで劣等感について詳しく学んできたみなさんは、劣等感から抜け出す方法が少しずつ見えてきたかもしれません。

劣等感という感情を取り扱う上で特に意識していただきたい事は、

  • 劣等感を感じすぎないようにする
  • 劣等コンプレックスに至らないようにする

の2つです。

劣等感自体は異常な感覚ではないため、「劣等感を全く感じないようにしよう」とする必要はありません。適度な劣等感は自分を成長させる原動力となります。

しかし過度な劣等感は自分を傷付けるため、劣等感は「多少持っている」程度にしておくべきでしょう。

また劣等感が生じたら、それを自分を傷付けるだけの劣等コンプレックスに至らないようにする事も大切です。

そのために役立つ方法をいくつか紹介させて頂きます。

Ⅰ.様々な価値観を知る

劣等感は特に10代~20代といった若い方に多く認められます。反対に年を重ねると劣等感を感じる事は少しずつ少なくなっていきます。

この理由は、若い方はまだ価値観が狭い事が多いためです。

特に小中高生といった学生は、自分の世界は学校生活や部活動・サークルなどに留まるため、その価値観も比較的狭い中で固定されてしまいがちです。

例えば学校生活の中には、

  • スポーツが得意な人がカッコいい
  • 勉強が出来る人はすごい

といった価値観があります。

もちろんこれらは素晴らしい能力の1つである事に違いはありません。しかし、人の魅力はスポーツや勉強だけで決まるわけではありません。

しかし学校内での「スポーツが出来る人が偉い」「勉強が出来る人が偉い」という価値観しか持っていないと、その中で自分を評価してしまいます。

でも本当にそうでしょうか。

話が面白い人だって素敵だし、こころが優しい人だって魅力的です。スポーツも勉強も苦手であったとしても、自分の好きな事に対しては驚くほどの知識を持っている人だっていて、このような人だって素敵な人だと言えます。

このように世の中には様々な価値観があり、一概に「優っている」「劣っている」と言えるものではないのです。

小さな世界でしか生きていないと劣等感は感じやすくなります。幅広い世界に顔を出し、多くの価値観を知ってみる事は劣等感から抜け出すための有効な方法です。

私の患者さんの中でも、勉強もスポーツも出来なくて劣等感の固まりだった子が、ギターに出会ってメキメキ上達していき、それに伴い劣等感から抜け出せたというケースもありました。

これは価値観が広がった事によって、劣等感を感じにくくなったと考える事が出来ます。

価値観を広げるためには、自分が知っている世界を広げる事です。

自分と違う価値観を持つ人とコミュニケーションをとる事、自分が普段接さないようなコミュニティやサークルに参加してみることや旅行などによって普段自分が生活している地域以外の世界を知る事も有効でしょう。

Ⅱ.自尊心を高める工夫を

自尊心というのは「無条件で自分の事を大切だと思える気持ち」の事です。

本来、私たちは誰もが自尊心を持っています。

しかし、小さい頃に自分を大切だと思えるような体験が少なかったり、自分を大切だと思えないような大きな経験(いじめなど)があると自尊心が十分に形成されずに育ってしまう事があります。

この場合、自尊心を育ててあげる事が大切です。今から過去に戻る事はできませんが、成長してからでも自尊心を育てる事は出来ます。

自尊心を育てるために一番大切なのは「無条件の愛情」だとお話しました。子供は皆、親からの無償の愛情を注がれる事で「自分は大切な存在なんだ」と感じていくのです。

「無条件の愛情」を得るためには、まずは自分自身が「無条件の愛情」を持って自分自身に、そして他者に接する事が大切です。

毎日の生活の中で自分を大切にする事、そして家族や友人、恋人などに対して「あなたは大切な人です」という気持ちを持って接する事でそれは自分にも返ってきます。

またボランティアなども有用です。ボランティアも他者へ無償の愛情を持って行われるものだからです。

このような生活を続けていけば、少しずつですが自尊心は育っていくでしょう。

Ⅲ.損得で人と付き合わないよう意識する

前項の話に共通しますが、損得ばかりで人と付き合ってしまう事はお勧めできません。

損得で付き合うという事は、「条件付きの愛情」を持って付き合うという事です。

「この人と仲良くしていると良いお得意先を紹介してもらえるから」
「この人は偉い人の息子だから」

もちろん社会の中では損得で付き合わないといけない事もあります。そのすべてを排除する必要はありませんが、損得「だけ」で付き合ってしまう事は良くないという事です。

損得ばかりで付き合っていけば、当然相手も損得であなたと付き合うようになります。つまり「無条件の愛情」ではなく「条件付きの愛情」しかもらえないという事です。

条件付きの愛情は、その条件が崩れれば簡単に崩れてしまう自尊心しか形成されません。これは本物の自尊心とは言えません。

Ⅳ.自虐的な発言を避ける

劣等感の強い方は、しばしば自虐的な発言をしてしまいがちです。

「自分は〇〇が全然できなくてさ・・・」
「自分は頭が本当に悪いんだよね」

本当にただの冗談であったり、深い意味なく発しているのなら別に問題ないのですが、実際に劣等感を感じている事を自虐的に発しているのでしたらこれはやめるべきです。

そもそもなぜ、自虐的な発言を自らしてしまうのでしょうか。

これは「防衛」だと考えられます。自分から先に自分をバカにしてしまう事で、一番恐れている他者からの「あなたは劣っている」という評価が下されるのを防いでいるのです。

しかし、普段からこのような言葉を発していると、その言葉が発されるたびに「自分は劣っているのだ」という認識が強まっていきます。

その結果、劣等感も更に強まってしまうのです。

Ⅴ.小さな成功体験を積み重ねる

劣等感は、小さな成功体験を積む事で少しずつ小さくなっていきます。

小さな成功体験は自分の中の「自信」を高めます。自信が高まれば不安が小さくなります。

劣等感は心配症や神経質な方といった不安の強い方に生じやすい傾向があります。これは劣等感は「他者からの評価に対する恐れ」という不安感情から生じているからです。

大きな事を成功させる必要はありません。

毎日の生活の中で小さな目標を作って、それを着実に達成させていきましょう。小さな成功体験を積み重ねる事で少しずつ自分の中に自信が備わってきます。

成功体験は「自分だって出来るんだ」という意識を強めていきますので、劣等感が生じそうになった時も、それが劣等コンプレックスに至るのを防いでくれます。

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