心配性が生じる心理と心配症を克服するために大切な7つの考え方

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3.心配性の良い面とは

どんな性格にも良い面と悪い面があります。

心配性で悩む方は、「心配性は良くない性格」と考えてしまいがちですが、そんなことはありません。心配性だからこその良い面ももちろんあります。

心配性を治したいという方は多いのですが、治そうとする前にまずは心配性であることで得られている良い面を再認識してみて下さい。

Ⅰ.慎重さを持てる

心配性の方は「悪い結果になるのではないか」と考える傾向があるため、常に「最悪の事態」を想定しています。

悪い結果になった時を想定しているため、リスクの高い事に対して安易に飛びつかなくなります。また万が一最悪の事態になってしまった時も、その時のシミュレーションが出来ているため、しっかりと対策を立てています。

その結果、怪しい話に簡単に騙されませんし、万が一最悪の事態が現実になってしまってもその被害を最小限に抑えることができます。人生は良い事ばかりではありません。実際に悪い結果になってしまう確率ももちろんありますので、このように慎重になれることは大切な事です。

先ほどの心配性の原因として「人を信用できない」「なかなか行動が出来ない」と書きましたが、これも一概に悪い事ではありません。世の中には簡単に人を信用して騙されてしまう人もいますし、あまり考えずに行動してしまって大失敗してしまう人もいます。これらを予防するため、心配性の性格傾向というのはとても有用なのです。

実際、社会人ではあまりに楽天家の人よりも心配性の人の方が慎重で仕事のミスが少ないため、重宝されます。

Ⅱ.気遣いが出来る

心配性の方は、「失敗したらどうしよう」という視点で入念に様々な事をチェックします。その結果、他者に対しても深く気遣いが出来るようになります。心配性の方は他者をとても配慮する、マメな方が非常に多いのです。

私たちは多くの人の中で生きていますから、相手を気遣う力というのは欠かせない能力ですので、心配性の方のこの性格傾向も非常に有用なものになります。

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4.心配性の悪い面とは

どんな性格にも良い面と悪い面があります。今度は心配性の悪い面についてみてみましょう。

Ⅰ.心配は精神を不安定にする

心配性の人の最大の欠点は、精神状態が不安定になりやすいという事です。

なぜならば心配をしている時というのは、心地よい精神状態ではないからです。過剰な心配はストレスとなり、長く続けばこころを次第に傷付けていきます。

実際心配性が極端になってしまうと、不安障害などの精神疾患に至ってしまう事もあります。

Ⅱ.不安にとらわれて本来すべき事ができなくなってしまう

過剰な心配が続けば、私たちのこころは不安で一杯になってしまいます。

不安というのはやっかいな性質を持つ感情です。不安は新たな不安を呼び雪だるまのようにどんどん大きくなっていく性質を持っているのです。その理由は不安があると、「不安である事が不安」と感じてしまうからです。そしてこころが不安でいっぱいになってしまうと、何も手に就かなくなってしまいます。これによって実生活に支障を来してしまう事があります。

例えば試験に落ちないか心配だ、という心配が強すぎると、「試験に落ちたらどうしよう」で頭がいっぱいになり、その結果試験勉強に手がつかなくなってしまいます。

試験に落ちないために本来すべきことは勉強なのに、心配のあまり勉強に手がつかなくなってしまうという本末転倒な事になってしまうのです。

Ⅲ.チャンスを逃してしまう

どんな事でも「悪い結果になる」可能性を高く考えてしまう心配性の方は、チャンスを逃がしてしまいやすい傾向があります。

リスクが高いものに安易に飛びつかないという慎重さはメリットなのですが、一方でせっかくのチャンスを「自分は失敗するから」と挑戦せずに諦めてしまうというデメリットもあるのです。

人生においては、チャンスを逃さずにチャレンジすることが大切な時もあります。ここ一番という時に思い切ってチャレンジできず、それによって大きなチャンスを失ってしまうのは、デメリットだと言えるでしょう。

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